「インスタ映え」しない夜

 

 

Today's author くるぶし

 

誰も入ってなさそうな平日の夜のボーリング場。

入口のイルミネーションがそこだけ無駄にキラキラしてて、

その様子はあからさまで、品もクソもなくて、

なのにやっぱり誰の気も引くことはできなさそう。

 

わたし以外(笑)。 

 

イルミネーションはガラス張りになった一階の内側に飾られていて、

入ってみるとゲームコーナーの激しい音がノンストップで誰かに挑戦をけしかけている。

 

壁にはプリクラ用のアイドルのポスターが張り巡らされていて、

そこからも誰かに微笑みかけている。

 

誰もいないのに。

 

完璧なくらいの場末のシチュエーションは

その安っぽさと寂しい感じがどこか時間と場所を超えた物語を醸し出していて

思わず、壁の前で足を止めてしばらくイルミネーションを眺めてみる。

 

健気なくらい完璧に、決められた通りにパターンを変えて見せている。

 

いつも、誰もいなくても。

 

 

ただ、今夜だけは私の気を引くことに成功した。

 

キレイだった。

(「インスタ映え」は高望みかもしれないけれど・笑)

 

 

Life is crap.

 

Life is beautiful.

 

 

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