とんでもない とんだ 発想

 

Today's authour  くるぶし

 

 

お兄ちゃんへ。

 

お疲れ様^^  昨日は残業9時半までか。

新しい仕事に慣れるまで(新しいことを覚えるまで)、教わりつつ覚えつつその日のことをやって行くのって時間かかるものね。

 

「残業」といえばね、この前NHKの番組、クローズアップ現代で残業ゼロを実現した町工場の取り組みを紹介してたの。見た?その取り組み方がね、超!画期的だった(笑)。

 

今って、実は人材不足なんだってね。だからその工場の社長は優秀な人材を確保するために他の同業者と差別化を図ることが大事だと考えて、いち早く現社員の残業ゼロに取り組み、次に完全週休3日制を取り入れていくことにしたんだって。

 

どうやってゼロにしたと思う? 

町工場の仕事はどこも同じように常に締め切りに追われていて、ほとんどの社員が残業ありきで働いているじゃない?紹介されていた工場も例外ではなくて、職人さんたちの仕事は残業代にして10万円が毎月発生するほどの残業の量だったの。

 

それをどうやってゼロにしたと思う?(しつこいけど(笑)。  

 

その工場長がとった決断はね、毎月10万円の残業代が発生している社員には、その10万円を最初から「基本給」に組み込んだんだって!だから、いってみれば「残業代はやるから、残業(8時間を超えての仕事)はするな!」っていう(笑)。面白くない?

 

結果、どうなったか。

見事、残業が発生しなくても業務が終わるようになったの。

 

まず、社員の職人さん一人ひとり、モチベーションが変わるでしょ。

勤務時間の長さが関係なく今までの残業代がもらえるなら、残業なんかしなくていいように少しでも早く、効率よく仕事をしようとする。そうすると自然に色んな工夫をするようになって、作業の効率化が計られたって。

 

そして今までは自分の担当しか関わってなかったけれど、「自分がこなした」量にこだわる必要がなくなってくるから、早く終わったら自分の担当以外の業務も手伝うようになったの。今までの「自分の」という視点から「工場全体」の視点を社員一人一人が意識するようになったってことだよね。

 

それに企業からの発注を取り付ける営業担当も、無理な注文は受けないようにしたんだって。

 

企業の下請けとなる町工場は「無理をしてでも受注をとる」ような感じがあるけど、無理な時は「断る」という姿勢は、逆に言えば引き受ける仕事に対する責任の表れでもあるじゃない?

きちんとした過程で品質のいいものを造り納期までに収めることは、無理をして引き受けている時の関係とは違う、企業からの信頼も得ることができるんじゃないかな。

大きな企業と太く長く付き合って行くには、こんな姿勢が実は大切になってくるのかもしれないよね。

 

それに社員の人も、工場のそんな方針やそれを可能にしている自分たちが提供している技術、そしてそれに対する十分な報酬など、その工場で働いていることへの自負へも繋がってくると思うし、そんな社員が働く会社はもちろん活気があるものね。

 

 

番組では他にも週休3日制に取り組んでいる会社を紹介していたんだけど、そのぶん給料が減ったりとか、1日の労働を基本10時間にすることによって週休3日を可能にして、企業側も(基本が10時間だから)残業代が減って経費削減になったとかね。

 

残業代がなくなって、人件費削減。

 

こんな当たり前のような発想。

誰もが当然だって思うこの視点。

 

でも、あの工場長はそんなことぶっとばしてた(笑)。

 

会社のために。そして社員のために。

将来を見据えて。今、するべきこと。

 

目的はおなじなのに、その決断は全く違うもの。

面白いなぁ。発想によって、当たり前が次の瞬間当たり前じゃなくなったりするんだね!(笑)

 

目の前の利益のために動くと見えていないこと。社長自身の視点も「自分が」じゃないんだろうね。

 

お兄ちゃんも責任者になって見えてくるものが違ってきたっていってたでしょ。

いまは、書類の種類やパソコンの操作ひとつひとつ覚えることが最初だと思うから。

そのうち慣れてきたら、いままで色んな経験をしてきたお兄ちゃんだから見えてくる全体からの視点が絶対あると思う。こんな発想で会社も周囲も自分もハッピーになれるといいね!^^

 

 

暑い日が続くから体調に気をつけてね。

 

じゃあ またね。

 

読んで頂きありがとうございます。今日も残業の兄に、お疲れ様のワンクリックよろしくお願いします!

                    犬  猫

                                         

 

 

 

スポンサーサイト